品種
品種(ひんしゅ/Variety/Cultivar)は、コーヒーノキ(コーヒー樹)の植物分類における種・栽培品種の総称。商業栽培されるコーヒーは大きく アラビカ種(Coffea arabica)、カネフォーラ種(C. canephora、いわゆるロブスタ)、リベリカ種(C. liberica)の3つの原種に分類され、世界生産量の約7割をアラビカ種、約3割をカネフォーラ種、残りごく一部をリベリカ種が占める。
アラビカ種の中にはさらに、自然変異と人工交配を経て派生した多数の栽培品種がある。ティピカ・ブルボン を始祖系統として、カトゥーラ・カトゥアイ・ムンドノーボ・マラゴジッペ・ゲイシャ・SL28・SL34・パカマラ などが代表的。近年は耐病性や収量を狙った ティモール・ハイブリッド 系統(HdT)からの派生(カティモール・サルチモール など)も世界に広がっている。同じ産地・精製でも品種が違えば味わいは異なり、特にスペシャルティ市場では品種情報が銘柄選定の重要な指標となる。

