カネフォーラ種(ロブスタ種)

カネフォーラ種(Coffea canephora)は、アフリカ中西部原産のコーヒーノキの原種。商業的に流通する主要品種「ロブスタ(Robusta)」がこの種に属するため、業界では「ロブスタ種」と呼ばれることが多い。

味わいは強い苦みと低い酸味、麦やナッツを思わせる香ばしさが中心。カフェイン含有量がアラビカ種のおよそ2倍と高い。低地でも育ち、高温・多湿に耐え、コーヒーさび病などの病害虫にも強い。栽培コストが低く、収量も多いため、世界のコーヒー生産量の約4割を占める。インスタントコーヒー、缶コーヒー、エスプレッソブレンドのコク出しに多く用いられる。ベトナムブラジルインドネシア、ウガンダなどが主要生産国。近年は品質を高めた「ファインロブスタ」と呼ばれるスペシャルティ向けの取り組みも進んでいる。