インド

インド(India)は、世界第7位前後のコーヒー生産国。南インドのカルナータカ州・ケララ州・タミルナドゥ州が主要産地で、生産量はロブスタ種が約6割を占めるが、アラビカ種も伝統的に栽培されている。

インド独自の銘柄として、季節風(モンスーン)の湿った風に長期間さらして熟成させる加工法「モンスーン」が国際的に知られる。代表銘柄「モンスーン・マラバール」は淡黄色に変色した独特の豆と、低酸味・ナッツ・スパイス系の重厚な風味で、エスプレッソブレンドの主力素材として欧州で長く愛飲されてきた。アラビカ種ではマイソール地区の銘柄「マイソール・ヌゲット」なども流通する。インドは紅茶・スパイス輸出国としての知名度が高いが、コーヒーも英国植民地時代から続く重要な輸出品。