ベトナム

ベトナム(Vietnam)は、ブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー生産国。生産量の大部分をロブスタ種が占め、世界のロブスタ生産量の約4割を担う。1980年代以降の急成長で一気に主要生産国に躍り出た。

主要産地は中央高原のダクラク州を中心に、ジャライ州・コントゥム州など。アラビカ種も北部山岳地帯(ソンラ・ディエンビエン)で小規模に栽培されるが、輸出量の大半は安価で安定供給可能なロブスタ。深煎りで強い苦みとボディを引き出した「ベトナムコーヒー(カフェ・スア・ダー)」は、現地の練乳入りアイスコーヒー文化として世界に知られる。インスタントコーヒー原料・エスプレッソブレンドの増量材としても国際流通量が大きい。