リベリカ種

リベリカ種(Coffea liberica)は、西アフリカのリベリアを原産とするコーヒーノキの原種。アラビカ種、カネフォーラ種と並ぶ「3大原種」のひとつだが、世界の生産量に占める割合は1%未満にとどまる。

豆はアラビカ種・ロブスタ種よりも大きく不揃いな形をしており、味わいはスモーキーで独特、ジャックフルーツやウッディな香りを思わせる強い個性がある。一般的なコーヒーの感覚とは大きく異なるため、好みが分かれる。19世紀末のさび病大流行でアラビカ種の代替として注目された歴史を持つが、収量や品質の問題で広く普及しなかった。現在は主にフィリピン、マレーシア、インドネシアなど東南アジアの一部地域で栽培され、地域固有のコーヒーとして親しまれている。