SL28
SL28 は、1935年から1939年にかけてケニアの「スコット農業試験場(Scott Agricultural Laboratories)」が、乾燥に強い品種を目指してタンザニア由来の親株から選抜・育成したアラビカ栽培品種。「SL」はスコット農業試験場の頭文字に由来する。
ケニア産コーヒーの代名詞ともいえる、カシス・ベリー・トマトを思わせる華やかで明るい酸味と、しっかりしたボディ、複雑な香りが特徴。世界のスペシャルティコーヒーの中でも高い評価を受け続けている。樹高は高く、収量はそれほど多くないが、乾燥地でも栽培できる強健さがある。一方でコーヒーさび病など病害には弱い。ケニア国内ではSL28とともに同試験場が育成したSL34も広く栽培されており、両品種でケニアコーヒーの主力を形成している。

