カトゥーラ

カトゥーラ(Caturra)は、1930年代頃にブラジル・ミナスジェライス州でブルボンから自然変異で誕生した矮性(背が低い)品種。「Caturra」はグアラニー語で「小さい」を意味する。

樹高が低いため栽培管理がしやすく、単位面積あたりの収量も多い。1950年代以降、コロンビアコスタリカ、ニカラグアなど中南米全域に広まり、現代のスペシャルティコーヒーの主役の一角を担っている。味わいはブルボン譲りの明るい酸味と甘さ、しっかりしたボディが特徴で、産地によってはフルーティーな個性も出やすい。果実色の違いでイエローカトゥーラ、レッドカトゥーラに分かれる。栽培環境への要求が高く、施肥・剪定など丁寧な管理が必要。コーヒーさび病への耐性は弱いため、近年は耐病性を強化した派生品種(カスティージョ等)への置き換えも進んでいる。