メキシコ

メキシコ(Mexico)は、中米最北のコーヒー生産国で、世界第10位前後。チアパス州、ベラクルス州、オアハカ州、プエブラ州などの南部・東部山岳地帯が主要産地。アラビカ種が中心で、有機栽培・シェードグロウン(日陰栽培)が普及している。

味わいは中米らしい明るい酸味と軽やかなコク、ナッツキャラメルチョコレートを思わせる穏やかな甘み。グアテマラホンジュラスと近い中米系のキャラクターを持つが、メキシコはやや軽快な口当たり。チアパス州は隣接するグアテマラと地形・気候が連続しており、「マラゴジッペ」「ブルボン」などの伝統品種が栽培される。等級は標高基準(中米共通)の SHG(Strictly High Grown)/HG(High Grown)が用いられる。北米市場(米国)への近接性から輸出量が安定している。