キャラメル
キャラメル(Caramel)は、コーヒーのテイスティングノートで使われる風味描写のひとつで、煮詰めた砂糖やキャラメルソース、トフィー、バタースコッチを思わせる甘く香ばしい風味を指す。
風味の源は焙煎中のカラメル化反応。生豆中の糖分が170℃以上で加熱されると、香ばしさと甘さを持つ褐色の物質(カラメル)が生成される。代表的に「キャラメル系」が出やすいコーヒーは、中煎り〜中深煎り(ハイ〜シティロースト)の焙煎度で最も明確に出る。ブラジル、コロンビア、グアテマラなどのアラビカ系、ハニープロセス・ナチュラルの精製過程で残った糖分由来の甘さに表現される。キャラメルとチョコレートは似た方向性の風味として並ぶことが多く、テイスティングノートでは「キャラメル、チョコレート、ナッツ」のセットで描写されるのが典型。コーヒー初心者にも親しみやすい甘さの方向性で、ブレンドの主軸となる豆に多く見られる風味。

