粗挽き
粗挽き(あらびき/Coarse Grind)は、コーヒー豆を挽いた粉の粒度6段階分類における最も粗いランク。粒径はおよそ1.2〜1.5mm前後で、ザラメ糖よりさらに大粒で、豆を割っただけのような質感に近い。
主な用途はパーコレーター(金属容器で循環抽出するアウトドア向け器具)、コールドブリュー(水出しコーヒー、8〜24時間の長時間浸漬で抽出するため粗挽きで過抽出を避ける)、サイフォン(一部の流派で抽出時間との兼ね合いで採用)。粗挽きの最大の利点は、長時間お湯(または水)と接触しても過抽出になりにくいこと。逆にお湯との接触時間が短い抽出方法(ペーパードリップ、エスプレッソ)には合わない。粗く挽くと豆そのものの香りが立ちやすく、特に新鮮な豆の華やかさを楽しめる。

