コーヒー豆

コーヒー豆(Coffee Bean)は、コーヒーノキ(Coffea 属の常緑樹)が実らせる果実「コーヒーチェリー」の中にある種子の俗称。果実1個の中に通常2個一対の半球状で並んで実り、これを取り出し精製・乾燥・焙煎したものが、世界中で飲まれるコーヒーの原料となる。

植物学的には「種子(胚乳)」であり、外側からチェリーの 外皮(エクソカープ)→ 果肉(パルプ)ミューシレージ(粘液質層)→ パーチメント(内果皮)→ シルバースキン(種皮・銀皮)→ 種子(豆本体) という多層構造を持つ。収穫後の精製工程で外側の層が順に取り除かれ、最終的に取り出された薄緑色の 生豆(グリーンビーン) が焙煎前のコーヒー豆として国際流通する。焙煎によって茶〜黒褐色に変化し、コーヒー特有の香味成分が生まれる。商業栽培される豆は アラビカ種(約7割)と カネフォーラ種(ロブスタ(約3割)が中心。1本の樹あたり、2個一対ではなく稀に1個だけ丸く実った「ピーベリー」も生まれる。