果肉(パルプ)

果肉(パルプ/Pulp)は、コーヒーチェリーの外皮(エキソカープ)の下にあるゼリー状の柔らかい部位。植物学的には中果皮(メソカープ)の外側部分にあたる。

熟したチェリーの果肉は強い甘みと果実感を持つ。コーヒー豆を取り出す精製工程では、まずこの果肉を除去する作業(パルピング)が行われる。ウォッシュド(水洗式)ハニープロセスでは機械的に果肉を除去するが、ナチュラル(乾燥式)では果肉を付けたまま天日乾燥することで、果肉の甘みや香りを豆に移す。近年は除去した果肉を捨てずに乾燥させ、「カスカラ(Cascara)」と呼ばれるハーブティーのような飲料として活用する取り組みも広まっている。