1ハゼ
1ハゼ(いちハゼ/First Crack)は、コーヒー豆を焙煎する過程で発生する、最初のパチパチという破裂音のこと。生豆の温度がおよそ190〜200℃に達したあたりで、豆の内部に閉じ込められた水分や二酸化炭素が急激に蒸発・膨張し、細胞壁を破って外に飛び出すときに音が出る。
ポップコーンが弾けるような連続音で、焙煎師が耳で焙煎度を判断するための重要な合図となる。1ハゼが始まる前後で焙煎を止めるとライト〜シナモンロースト、1ハゼ終了直後で止めるとミディアム、1ハゼと2ハゼの中間で止めるとミディアムハイローストになる。1ハゼの瞬間に豆の構造が大きく変化し、味の方向性も決まる重要なポイント。プロの焙煎師は1ハゼまでの時間配分や火力調整に細心の注意を払う。

