カトゥアイ

カトゥアイ(Catuai)は、1940年代以降にブラジル・カンピーナス農事試験所(IAC)が、ムンドノーボカトゥーラを人工交配して育成した品種。「Catuai」はグアラニー語で「とても良い」を意味する。

カトゥーラの矮性(背の低さ)とムンドノーボの強さ・収量性を受け継ぎ、栽培しやすく管理がしやすい。樹高が低いため強風の影響を受けにくく、収量も安定する。これらの特性から、ブラジルをはじめ中米の主要産地で広く栽培されている。味わいはクセが少なく、穏やかな酸味とコク、適度な甘みを持つバランス型。突出した個性よりも安定した品質で評価される。果実の色によりレッドカトゥアイ、イエローカトゥアイに分かれる。コーヒーさび病への耐性は強くないため、近年は耐病性を高めた他品種との組み合わせ栽培や置き換えも進む。