【きほん】その8 コーヒー豆の精製

コーヒーの実

精製方法による味のちがい

ひろりさん
ひろりさん
で、ひーたんのさっきの質問ね。
ナチュラルとウォッシュド、そしてハニーの味についてだけど、大まかにはこんな傾向になるよ。
ナチュラルは、発酵した独特な香りがあり、熟成したコクと個性のある味が特徴
ハニーは、フルーティーさや甘さなどの個性を残したクリアな味になる
ウォッシュドは、雑味やクセがなく、スッキリ爽やかな味になりやすい
お、おぅ、なんとなくは分かるけど…
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
干した分だけ、果肉っぽさが種に染み込んで、味に影響を及ぼすっていうイメージかな。
あぁ、ほんまや。
つまり、フルーティーな香りがするワイはハニーっぽくて、スッキリしとるひーたんはウォッシュドて感じやな!
ふーたん
ふーたん
え、ほんとに?
じゃあふーたんがハニーっぽいか、抽出してみよっと。
ひーたん
ひーたん
や、やめい!
ワイにお湯をかけても、シャワーを浴びるかわええひつじさんの絵にしかならん!(笑)
ふーたん
ふーたん
ハハハ、そうだね!
ひーたん
ひーたん
んでも、言葉では分かったけど、実際の味がピンとこぉへんなぁ。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
多くの生産国では、ウォッシュドが採用されているよ。
一応、こんなふうに分けられてるんだ。
ブラジリアン・ナチュラル
ブラジル/エチオピア/パラグアイ
コロンビア・マイルド
コロンビア/タンザニア/ケニア
アザー・マイルド
その他多数
ひろりさん
ひろりさん
ブラジリアン・ナチュラルが、ナチュラル。
あとは基本的にウォッシュドやハニーって覚えても大丈夫かな。
エチオピアにもウォッシュドで精製した豆があったり、コロンビアにもナチュラルで精製した豆があったりするけどね。
ウォッシュドが多いんだね!
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
ナチュラルは、大きさが揃わなかったり、時間がかかったりするし、天候によってはカビが生えちゃったりするし、そして広い土地が必要だから、生産できる場所が限られるんだ。
ウォッシュドは、急な斜面でも、施設があれば精製できるし、水を多く使うけど、安定して精製できるし、そして乾燥期間がない分、早く生産できるから、お金の面でも安心できるっていうことで、採用する農園が多いんだよ。
なるほどなぁ、自分とこの環境にあった生産方法が取られとるっちゅうわけやな!
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
そういうことだね!
じゃあ今日はここまでにしよっかな。
次は、コーヒーの規格のおはなしをするよ。
さっきの浮いた/浮かないっていう話にもあったように、質の分け方が国や地域によって違うから、それを見ていこうね!
は〜い!
ひーたん
ひーたん

関連記事