【きほん】その8 コーヒー豆の精製

コーヒーの実

精製方法の種類

ひろりさん
ひろりさん
正しくは、収穫したコーヒーの実を、1ヶ月ほど天日干しした実なんだ
なんで干したん?
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
今日のテーマがまさにこれなんだ。
さっき、ふーたんが、収穫したコーヒーは、実がついてるって言ってたよね。
そのとおりなんだけど、実を削ぎ落とすことを、精製(せいせい)っていうんだ。
精製して、2つに割ったら、なんか見たことのあるような形のコーヒー豆=生豆(なままめ)になるんだよ。
でも削ぎ落とすために天日干しにするの?
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
っていう方法が1つかな。
このコーヒー豆は、ナチュラルっていう精製方法で、天日で乾燥させて脱穀するんだ。

精製のちがい

ひろりさん
ひろりさん
ナチュラルの反対の方法を、ウォッシュドっていうんだ。
英国紳士のふーたんは、ウォッシュの意味、分かるよね?
もちろんやで!
まぁ、あいさつみたいな言葉や。
ふーたん
ふーたん
え…まさか…オッスとかけてる?
ちょっとボケが雑じゃない?
ひーたん
ひーたん
ま、まぁ、ワイにもそういうときがある。
水に流しといたってくれぃ。
で、ウォッシュな…えっと…
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
そう、水で洗い流すみたいな意味だね。
ボケと回答をうまく重ねるなんて、ふーたんはすごいね!
え、ま、まぁな!
ワイくらいになると、ボケとツッコミを計算してやな、いかに…
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
ウォッシュドの工程は、まずコーヒーチェリーの皮とぬるぬるっとした果肉…ミューシレージっていうんだけど、この果肉を専用の機械や水槽で除去するんだ。
えー、とっちゃうんだね。
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
そう、そして、軽い豆/重い豆で、水に浮く・浮かないの差が出るけど、重たい実の方が質が高いとされていて、浮いちゃったものは、低い品質の物として、生産した国の中で消費されるんだ。
なんで生産した国で消費なん?
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
高く売れないからだよ。
農家さんもそうかもしれないけれど、ちょっと虫が食べちゃった野菜って、食べれるけど、高く売れないでしょ?あれと同じかな。
なるほどなぁ。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
そして、薄皮と種だけになったものを、機械で乾燥させるんだ。
これが、ウォッシュドっていう精製方法だよ。
ナチュラルとウォッシュドって、味がちがうかな?
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
うん、結構変わるよ。
その話をする前に、精製方法をもう1つ。
ハニー製法とか、パルプドナチュラルとか、セミウォッシュドとか、いろんな呼び方があるんだけど、ナチュラルとウォッシュドの間のような精製方法があるんだ。
半分干して、半分洗うみたいな?
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
そう。
果肉を残した状態で乾燥させるんだ。
どのくらい残すかで、ナチュラルっぽくなったり、ウォッシュドぽくなったりするよ。
へぇ〜!
ひーたん
ひーたん

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