【きほん】その11 コーヒー豆の焙煎

焙煎の様子

焙煎の深さ

ひろりさん
ひろりさん
次に焙煎の深さについてだよ。
日本語では、浅煎り、中煎り、深煎りと3つに分けられていて、そこに中深煎りや極深煎りといったものが加えられたりするんだ。

焙煎の深さ早見表

ひろりさん
ひろりさん
最近は、もっと細かく、8つに分けられたりするよ。
ライトロースト
1ハゼ開始程度
シナモンロースト
1ハゼ中間程度
ミディアムロースト
1ハゼ終了程度
ミディアムハイロースト
1ハゼと2ハゼの中間程度
シティーロースト
2ハゼ開始程度程度
フルシティーロースト
2ハゼ中間程度
フレンチロースト
2ハゼ後半程度
イタリアンロースト
2ハゼ終了程度
このハゼってなんなん?
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
焙煎していると、コーヒー豆がパチパチ〜って音を出すんだ。
最初は、パチン パチン っていう音がするんだけど、これを1ハゼって呼んでるんだ。
そして、1ハゼのあと少し間をおいて、パチパチ っていう1ハゼより細かい音が出てくるんだけど、これを2ハゼっていうんだ。
色以外に焙煎の深さを判断する基準の1つだよ。
この焙煎の深さで、味ってどのくらい変わるの?
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
味でいうと、浅いと酸味が強めで、深いと苦味が強めになるよ。ざっくりだけどね。
コーヒー豆の品種によっても変わるけど、基本はそんな感じ。
ほな、色と音で味を判断する感じなんか。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
うーん、まぁそうだね。
ただ、難しいのが、火が強すぎると渋くなったり、弱すぎると炭っぽくなったりするんだけど、いろんな要素で、味つけが大きく変化しちゃうんだ。

味の要素に影響を与えること

  • 焙煎機の種類
  • 豆の量
  • 豆の硬さ
  • 攪拌する速度
  • 排気の強さ
  • 火力
  • 焙煎時間
  • 冷却速度   など
ひろりさん
ひろりさん
特に直火は火がダイレクトに豆に当たる分、さじ加減が難しいんだ。
だから、職人さんの腕が重要になるんだ。

焙煎の様子

なんや、奥が深いんやな。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
そうだね。
だから、単純に深さだけ変えても、味はもちろん変化するけど、好みの味になるかどうかは、職人さん次第かな。

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