【きほん】その5 コーヒー豆の選びかた

空高く伸びたコーヒーノキに登るふーたん

コーヒー豆って、何からできてるんだろう?

前回のおはなし

コーヒーに合うお水・合わないお水を勉強した、ひーたんとふーたん。
今回から、コーヒー豆のお勉強です。

ワイは、道端にコーヒー豆が落ちとったんを見つけた。
その豆を、土にうえた。
そしたら、空高く、大きなツルがのびていった。
そのツルを登っていくと、雲の上にたどりついた。
雲の上に降り立ったワイは、
ふーたん
ふーたん

空高く伸びたコーヒーノキに登るふーたん

雲からすりぬけて、そのまま落ちてしまいました。
めでたし、めでたし。
ひーたん
ひーたん
どこが、めでたいんじゃー!
ふーたん
ふーたん
ははは(笑)
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
はい、じゃあ、そのコーヒー豆が、どこで、どんなふうに作られているかをみていこうね。
はーい。
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
コーヒーの豆って、どうやってできるか知ってるかな?
飲みかけのコーヒーを土にまいたら、コーヒーの豆が生えてくるんちゃうかな。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
そのとおり!
だから、ふーたんにコーヒーをこぼしちゃうと、ふーたんのふさふさの毛から、コーヒーの豆がいっぱい生えてきて、空の上までのびていくんだ。
え、ほんとに?
もしそうなら、コーヒーを飲んだら、おなかからコーヒーが生えるんじゃない?
ひーたん
ひーたん
ま、まっ、まじで?
ぺっぺっ。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
うん、うそだよ(笑)
ま…まぁ、ワイはウソやて分かってたけどな。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
コーヒーはね、コーヒーノキっていう木に、種類によってちがうけど、赤色・黄色・紫色の実がなるんだ。
コーヒー豆は、実の中にある種なんだよ。

コーヒーノキになるコーヒーの実

あんな、香ばしいのが種なん?
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
香ばしく、茶色くなっているのは、火でコーヒー豆を煎る…これを焙煎っていうんだけど、火で調理したから、茶色くなったんだ。
もともとは、こんなふうに、緑色や黄色なんだよ。

生豆は緑色や黄色をしている

わー、硬くて小さいね。
ひーたん
ひーたん
これ、うまいんかな?
パリッ…
なんやこれ、しっぶ、ぺっぺっ。
ふーたん
ふーたん
ひろりさん
ひろりさん
よくかじれたね。
そう、飲むときのコーヒー豆は、手でつぶせるくらいの硬さだけど、このコーヒー豆…生豆(なままめ)っていうんだけど、生豆の状態だと、手ではつぶせないくらい硬いんだ。
そして、いかにも植物というような味がすると思うよ。
へぇ〜!
写真を見た感じだと、さくらんぼみたいなものだよね?
中にある種に火を通そうと思ったのは、なんでだろう?
ひーたん
ひーたん
ひろりさん
ひろりさん
いろいろお話があるみたいだね。
豆を奪おうとする人がいたから、あわてて暖炉に捨てたら、香ばしい香りがしたとか、山火事でコーヒーノキが燃えちゃったときに香ばしい種を見つけたとか。
実際にね、コーヒーの器具が発明されて、ドリップされるようになったのは、ここ200年くらいのはなしなんだ。
そうなんだ!
ひーたん
ひーたん

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