リブの長さの違う3つのKONOとペーパーのセット
リブの長さの異なる3種類をセットにしました。純正のシルキーペーパーつきです。
KONO MD-21
ネルドリップの味わいをペーパードリップで実現したいというコンセプトのもと、世界で初めて実用化された円すいフィルターが、この名門フィルター(通称CLASSIC)です。
コーヒー専門店のための器具として認識されていましたが、現在ではコーヒーのマニアの方に長く愛される商品になりました。
初めに発売した際、リブが長すぎる、傾斜が急すぎる等の理由から速く抽出されてしまい、ネルの味とは程遠いと判断され、一時販売が取り止められ、そこから5年の歳月を経て改良されたのがこのCLASSICです。
現在様々なメーカーから発売されている円すい型のフィルター・ドリッパーの多くが、販売中止になったモデルよりもリブが長かったり抽出口が大きかったりするため、ネルドリップの味を忠実に再現しているのは、名門フィルターだけと言っても過言ではないと考えています。
お湯のコントロールが上手な上級者の方や、浅煎りのコーヒーをよく飲む方は、このCLASSICをオススメします。
KONO MDN-21
円すい系フィルターが世界で初めて発売されてから、40年近い年月を経て誕生したMDNモデル。前モデルのCLASSICがコーヒー専門店のための器具と言われていた背景には、お湯のコントロールが難しい点が挙げられました。
このMDNは、家庭でもプロの味わいが実現できるようにと、抽出効率を上げるための工夫がなされました。
従来のモデルよりもリブを短くする等の改良が加えられたことで、ある程度の技量でも雑味のないしっかりとした味わいのコーヒーの抽出を可能にしたのです。
お湯のコントロールに慣れてきた人で、気軽に、でもこだわって抽出したい人にオススメします。
KONO MDK-21
名門フィルターの最終進化系とも言えるMDKは、ドリップに慣れていない奥さんや子どもでもおいしく抽出できるようにという思いで開発されました。
開業の2021年の時点で、今まで数多くのフィルター・ドリッパーを試してみましたが、どれも抽出が難しいか、簡単だけどおいしくないコーヒーしか抽出できないものばかりでした。
このMDKは、子どもがきゅうすやティファールのポットで淹れても、大人よりもおいしいコーヒーが抽出できてしまう、魔法のような器具です。
シツジ珈琲が目指す理念
パパとママにおいしいコーヒーを淹れてあげる文化の定着
を実現してくれる商品として、自信を持ってオススメします。
純正ペーパー
名門フィルター用の純正ペーパーです。
純正以外のペーパーを使用すると、形が違ってうまくフィットしない場合があります。名門フィルターの特長でもあるリブの短さによる抽出効率を損なってしまうことがありますので、ぜひ純正ペーパーの使用をオススメします。
ノーマルタイプとシルキータイプの違いは、クレープ(凹凸)の違いになります。
ノーマルタイプに比べると、シルキータイプはより密着し、抽出がゆっくりになる傾向があります。
利用シーンに合わせてお買い求めください。